昔、あるところに、猫に小判を与えるとどうなるか試してみた人がいました。
その人が猫の前に小判を一枚置くと、猫は首を傾げたまま数秒間、小判を眺めていましたが、やがて小判をくわえたまま、どこかへと姿を消してしまいました。
猫が向かった先は、隣町にある大金持ちの家でした。隣町の大金持ちは小判をくわえてやってきた猫を見ると大層、喜びました。
「こりゃ、正月から縁起がええわい」
早速、猫を家の中に迎え入れると、招き猫として大切にしました。
猫は前の家よりも良い生活を保証され、一生幸せに暮らしましたとさ。
めでたし、めでたし。
この諺から学べること:小さな元手を賢く運用して、老後に備える。
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